「ライフ」感想 戦慄のSFスリラー! 人類が初めて遭遇する地球外生命体とは!?

「ゼロ・グラビティ」+「エイリアン」
両方のいいとこどり?


予告編

作品情報
作品名「ライフ」(原題LIFE)
監督:ダニエル・エスピノーサ
キャスト:ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ、真田広之
上映時間:104分
製作費:$58,000,000(imdb推定)
製作国:アメリカ(2017年)

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ざっくりあらすじ

人類初となる地球外生命体である微生物を火星から回収
国際宇宙ステーション(ISS)で6人のクルーが研究にあたる
研究は順調に進んでいると思われたが…………………

感想(ここからネタバレ)

ライアン・レイノルズ主演のSF映画か
楽しみだぜ、どれどれ

主役と思っていたライアン、いきなり最初に死んだーっ!!
まさかデッドプールから逝くとは!!
まんまと作り手の術中にはまっちまった!!

キャスト

この作品、ジャンルとしてはSFホラーとかになるんだろうけど、出演陣がとても豪華

ジェイク・ギレンホール
なりきり俳優としても有名なジェイク
出演作品を吟味している印象があるので、こんなジャンルの映画に出るとは意外
今回もてっきりエキセントリックな役柄かと思えば、情の厚い温厚な医師役
これまた珍しい
変なキャラクターじゃないジェイク・ギレンホールを久々に見た気がする(偏見だろ
彼の代表作は色々あるけど

「ナイトクローラー」
ジェイクは悲惨な事故現場にいち早く駆け付け特ダネを撮影するパパラッチ役
この作品のジェイクは熱演すぎて素で変な人にしか見えなかった
徹底したっぷりが逆に爽快!!

ライアン・レイノルズ

ご存知デッドプール!!
「ライフ」では口は悪いが友達想いの熱い男を熱演
カルビンの最初の犠牲者になる

レベッカ・ファーガソン
カルビンを絶対に地球に入れまいとする検疫官を演じる
「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」などに出演

真田広之

我らが真田広之!!
本作では冷静だが仲間想いのエンジニアを演じる
劇中でも他のキャストに負けない活躍を見せ存在感抜群
代表作は

個人的に好きな「里見八犬伝」
また日本映画でアクションも見せてほしい

密室劇

「ゼロ・グラビティ」以降、SF映画の冒頭シーンは長回しという決まりでも出来たのか、本作も宇宙ステーション(ISS)の無重力の中をクルーたちが縦横無尽に飛び回る長いショットから始まる
ハリウッド映画らしく主な舞台となるISSの作りは見事で、チープさは感じられない
しかし、どうしても「ゼロ・グラビティ」の後だと既視感が感じられ、映像的な驚きは少ない
だが、宇宙ステーションという逃げ場のない場所でモンスターに襲われるという緊迫感はよく表現されていた
ISSの様々なギミックも物語を盛り上げるのに効果的
宇宙ステーションという密室を舞台にしたホラーとしてよく出来ている

カルビン

カルビンと名付けられたこの映画の主役であるモンスター
宇宙を舞台にしたホラーでモンスターと言えば、真っ先に思い浮かぶのがエイリアンだろう

H・R・ギーガーがデザインした異様な姿のモンスターは素晴らしい出来で、抜群のインパクトがあった
それに比べるとカルビンは地味である
もともと火星の土から採取された微生物という設定で、こんな生物リアルにいるのではないかと思わせる
成長したカルビンを見ていて「今夜はイカの刺身を食べようか」と思ったのは僕だけではないだろう(お前だけだ
これは単にアプローチの違いで、同じホラーといってもリアル寄りの「ライフ」では奇抜なモンスターは出せなかったのだろう
とはいえやはりエイリアンに比べて、インパクトに欠けるのは否めない

プロフェッショナルたち

こういう密室に閉じ込められた人々の間に起きるドラマというと、自己保身に走る者、裏切り、疑心暗鬼、責任のなすりつけ合い、絶望、狂気などが容易に想像できるだろう
だが、この「ライフ」では違う
モンスターを絶対に地球に入れてはならない
絶望はしても、登場人物たちは最後まで理性をもって行動する
まさに真のプロフェッショナルたちである
それをドラマ的に物足りないと感じる人もいるかも知れない
けれど、個人的には最後まで仲間を思いやり、責任を持って行動するキャラクターたちにとても好感が持てた
そして、彼らがカルビンを撃退し、無事に生還することを願ったのだが…………………

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皮肉な結末

そんな観客の思いをよそに、物語は最悪の結末を迎える
クルーたちのあの頑張りは何だったのか
絶望感に襲われる瞬間である
だが、これぞホラー
ホラー映画のラストはやっぱりこうでなくっちゃ!!(ええっ

まとめ

とても良質なSFホラーである
見ている間、退屈することはないだろう
だが、どうしても「ゼロ・グラビティ」や「エイリアン」などの2番せんじ感は否めない

堅実な演出と脚本
良質な演技を披露するキャストたち
しかし、決してエポックメイキング的な存在にはなれない
それが「ライフ」
だが、埋もれてしまうには惜しい作品だ
興味のある人は是非!!


Life (2017) on IMDb

rotten tomatoes
https://www.rottentomatoes.com/m/life_2017
allcinema
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=359635

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